酒をのめ、君
健康診断もぶじに終わった週末、しばらくぶりでワインを開ける。
赤ワインはたいがいひどく酔うので苦手なのだけれど、甘口というのは珍しいと思い、試しに買ってみた。
甘いというより、ほぼジュース。
お酒を飲んでる感じがしない。
あっという間に半分以上開けてしまって、少しばかりふわふわした気分。
こんな気分がいつまでも続けばいい。
頭のなかにハイヤームの詩が浮かんでくる。
選ぶなら酒場の舞い男(カランダール)の道がよい。
酒と楽の音と恋人と、そのほかには何もない!
手には酒盃、肩には瓶子ひとすじに
酒をのめ、君、つまらぬことを言わぬがよい。
4コメント
2018.02.17 15:16
2018.02.17 15:14
2018.02.17 15:12