目覚めの春に

弥生ついたち、夜明けの時間もはやくなり、空気がほんの少しぬるんできたのと歩調をあわせるように駅の土手に並ぶ桜並木の枝先もぼんやりと花の色にけぶるようで、気分は春へと向かってすこし明るく、冬の間はうつむきがちだっだ顔をまっすぐにあげて歩いてみる。
…この春は誰と出会い誰と別れるのだろう。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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