秋色メランコリア

めっきり寒くなった気候に合わせるように、急にすべてが感傷的になった気がする。これは、季節の変わり目の病だ。
部屋の鴨居にはクリーニングから戻ってきた夏の服が、まるで抜け殻のように鮮やかな色を晒して、柔らかくなった心によけいなものを突き刺してくる。
なにも手にしていないことの焦りと、なにかを手にすることの重さとの間を行ったり来たりしながら、膨大な時間をただ浪費してきただけの日々。
なんど季節を渡り、なんどこの殻を脱いだら、この心から自由になれるのだろう。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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