連休の初日は

お昼すぎまで雨に振りこめられて、のんびりとした連休のはじまり。時間もあることだし、五月天の歌をノートに書き写す作業の続きに取りかかる。
かりかりかり。
外の雨音のほかはペンを走らせる音がするだけの静かな時間。
テレビは捨てたしラジオもたまにかけるだけだ、と言うと淋しくない?と聞く人もあるけれど、よけいな物音がしないというのは存外心地のいいもので、時間の流れ方が格段にゆるやかになる。
平日は職場でも会社への行き帰りでも、目から耳から沢山たくさん情報が入ってくるのだ。休みの日くらい、スイッチをオフにしたっていいだろう。目を閉じるわけにはいかないけれど、せめて耳くらいは。
カンカンカン… 
時折、踏切の信号が鳴って電車が速度を落として近づいてくる。少しだけ開けたベランダ側の窓から涼しい空気が入り込み、強くなったり弱くなったりする雨音に時々手を休めて頭を上げる。灰色の雲が空を流れる午後。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

0コメント

  • 1000 / 1000