秋祭り

この週末は近所の八幡さまのお祭り。
日が落ちるころ宵宮に出かけてみたら、すぐそばの休憩所でお神輿が休んでいた。まぶしい灯りに照らし出されてとてもきれい。スマホをかざして写真をパチリ。

少しすると、男の人がひらりと担ぎ棒の上に登って、拍子木を打った。響き渡る硬い音。彼がさっと降り立つと、掛け声とともにお神輿が担ぎ上げられ、動き出した。

鳥居の前まで来ると、お神輿は揉みしだくように大きく上下左右に揺さぶられながら一回転。そのまま境内に入るのかと思ったら、押し戻されるように元の道に戻り、また別の町内へと繰り出していった。

実家近くの神社のお祭りでは可愛らしい子ども神輿が出るばかりで、大人の担ぐお神輿というものを直に見たことがなかったので、この街に越してきてすぐの秋にこのお祭りを見たときは本当に興奮した。
ふだんは広々とした境内がまっすぐ歩けないほどの人出で大混雑し、何基も出るお神輿は掛け声も勇ましく、いつまでも見ていたいくらいに心が躍る。

今年も来年もそのまた先も、毎年このお祭りに出会いたい。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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