バジルたちのその後

ふたつあったバジルのパック鉢のうち、片方だけぜんぜん育たなかった。
同じ日に種を植え、日の当たる窓際の卓に並べて、同じように水やりをしてきたのに。
不思議だ。
どことなく、人間みたい。
同じ環境でも出来上がりはこんなに違う。
こういうのを個性とか言ったりするのかもしれない。
それにしてもかわいそうなことをしてしまった。伸びはじめていた芽はいつのまにかしなびて横たわっていた。もっとたくさん芽が出ていたはずなのに、いま目に見えるのはほんの2、3本きりで。あとはすでに土に還ってしまったんだろうか。
もうひとつのほうはどうなるんだろう。
葉っぱは相変わらずカイワレみたいなままだけど、今のところはまだ勢いがある。どうかもう少し生きていてほしい。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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