行く夏に。

あはれ今年の夏も過ぎゆけり。
薄暮のなか、涼しい風に吹かれてお神楽を見ているうちに、単調な楽の音と単調な動きとに、なにかの境がぼやけていくような気がした。
舞人の鈴の一振りごとに、シャランと軽やかに響くその音ごとに、これまでの記憶を振り落としていくことができるなら。
そうしたらもう一度笑えるかもしれない。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

3コメント

  • 1000 / 1000

  • 2017.09.10 12:42

    円坐、10月になるってよ。たぶん日曜日。 確定したら連絡があるでしょう。
  • まゆり

    2017.09.10 11:08

    @ありがとうございます ^_^ 快晴続きだったせいか、よけいにいい印象で心に残っていて、先週はその景色を思い出しては現実逃避してました 。旅はいいですね。
  • 2017.09.10 10:37

    オーダーメイドの旅。 佳かったですね。 まゆりさんだから出来た旅だと思うのです。