スラヴ語渉猟

「比較で読みとくスラヴ語のしくみ」三谷惠子

この本、一粒でなんどおいしいのか。
スラヴ語派の各言語に共通する文法事項が見開き2ページで簡潔に説明されていて、ロシア語以外にはなじみのない私でもわかりやすい。時には古教会スラヴ語にまでさかのぼって、どうしてこういう文法になっているのかを解き明かしてくれる。
それにやはり、例文を見るのが楽しい。
ロシア語、ウクライナ語、チェコ語、ポーランド語、ブルガリア語… といろんな言語での例文が次々と出てくるのだ。文法を学んだばかりだから、知らない言語でも例文の意味がすぐに想像できたりして、和訳と突き合わせてみて自分の推理が合っていたりするとそれがまた嬉しかったりする。ちょっとだけその言葉を知ったような気分になれる、そういう楽しみ。
いやいや、ほんとに面白かった。
これで他のスラヴの言語を勉強してみる気になったかというと、それはまた別の話なんだけど(三谷先生すみません…)、ただ、こんなふうに少しかじってみるのはいいかも。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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