冬眠したい。

窓から見えた灰色の空がいかにも冬の空で、今日は寒そうだ、と長いコートを出したというのに、外は予想以上に寒かった。三絃のお稽古で先生のお宅に伺う道すがら、お腹に力を入れて歩いてみても歯の根があわない。しかし、寒いとどうしてこんなに眠くなるのだろう。
お稽古は一対一で、いつもかなりの集中力をつかう。そのせいもあるかもしれないけれど、帰りの電車からしてもう異様に眠くて眠くて。本を読むのは諦め、音楽を聴くのもやめて、とにかくはやく帰りたい、眠りたい、とそればかり考えていた。
ようやく家にたどり着いて、そのままベッドに直行。夜になるまで寝ていたけれどまだ眠り足りない。このままいっそ冬眠したい…

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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