妖しすぎる美しさ

「朱日記」(泉鏡花、画=中川学)

ため息がでるほど美しい絵本。
赤と黒の対比と文章の配置とが、完璧なまでの緊張を保っている。これは、鏡花の作品ではなく中川学の作品だと思う。
ぐいぐいと引き込まれてページを繰る手を止められずにいるうちに、コンロにかけておいた煮物が焦げるというオマケがついてしまった。読み終わってからも余韻が続く。
深夜、物音のしない時間帯か、曇りか雨の薄暗い日中に読みたい本。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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