まぼろし

僕たちの言葉はときどき噛み合わない。
君は僕の言葉をほんとうに聞いてくれているのだろうか。君は僕をほんとうに見ていてくれるのだろうか。
でもそんな思いを抱くたびに胸をかすめるのは、僕こそ君を見ているのか、君の思うことをわかってるのかってことなんだ。
隣にいるのは本当の君じゃない。僕のフィルターを通した、君自身とは少し、いやかなりずれているだろう「僕の」君でしかない。
僕たちが一緒にいると思うのは幻想かもしれない。けれどそれを認めるのはまだ辛くて。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

0コメント

  • 1000 / 1000