文字と自分と。

会社で今日、ノートを下ろした。
きりのいい「一日」に新しいノートを使いはじめるのはなんとなく、気持ちがいい。
このノートという代物は自分には鬼門で、会社で使うものは別として、学生の頃からまともに一冊使い切ったことがない。
どうしてかというと、自分の筆跡が気になりすぎるから。
ノートに並ぶのは整然とした美しい文字がいい。
が、しかし。
鉛筆を使えば何度でも書き直せてしまうのでなかなか先に進めず、かといってペンにすれば誤字脱字はもとより、トメやハネが少しぶれただけでもがっかりしてしまい、そのノートを使い続ける気が失せてしまう。
このこまった気性(と言うのだろうか?)のせいでいったい何十冊のノートをむだに葬ってきたやら。
こんな自分のことを「前世はバビロニアかどこかの写字生とかだったんじゃないの? ちょっとでも書き損じたらカーッとなって粘土板を叩き割っちゃったりしてさ〜」と言った人がいたけれど、まったく、ほんとにそうかもしれない。

陽は中天を過ぎて 2nd season

第二人生。 ここから歩いていこう、 鮮やかな夕映えのなかを。 大丈夫、自分はまだ生きている。

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